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2015年9月

2015年9月23日 (水)

『未知の土地へ』 (To Lands Unknown) の紹介

Wesnothのアドオンキャンペーンである『未知の土地へ』 (To Lands Unknown) の紹介です。

意外に楽しめた、というと失礼だろうか。ただ戦うだけかと思ったら、まあただ戦うだけだったけど、いろいろ趣向が凝らしてあります。

ストーリーの特徴としては、「未知の土地へ」という主題をもとにした連作短編ふうになっています。Wesnothキャンペーンには向いた形式のような気もするけど、なぜかあまり見ないね。もちろん大枠としての「未知の土地」は「深淵Abyss」なんだけど、この作品中ではいわゆるマクガフィンに近いものがあります。

さて、このキャンペーンのいちばんの特徴は3D rendered mapだかmulti-hex landscape mapだかいう、マップ全体で立体的な大きな絵になっているやつです。最初はちょっと面倒ですが、慣れるでしょう。たしかに背景はきれいです。人物の絵のほうはこれとはまたちがう味のある独特な絵柄です。

ゲーム的にはEra of Magicのユニットを使うキャンペーンとなっています。プレイヤーの使うものは召喚士で、アラビアふうです。2版になってEra of Magicに特有な魔法円や魔法の存在の説明がされるようになってわかりやすくなりました。

メッセージの翻訳を置いておきます。ライセンスはGPLv3またはそれ以降です。

ダウンロード wesnoth-To_Lands_Unknown-2.1.0a-ja-8.zip

簡単なヒントを書いておきます。

  • オアシスで回復できます。
  • とにかく使い捨てユニットをたくさん雇います。あからさまに水のあるところ以外はいつも火系でいいんじゃないでしょうか。ほかのはあまり試しませんでした。
  • 右クリックで何かできるってやつは、1ターン完全に消費します。すこしでも動いたら使えません。2版だと途中のシナリオで説明が入ります。
  • メヒールは戦闘中にはAMLAで能力アップするだけで、ユニットタイプは変わりません。ストーリー進行でユニットタイプが変わります。足は速くしておいたほうがよいと思います (が、試せなかった)。
  • 雇用できるユニットは結構増えます。黙って増えるので注意してください。ユニットタイプが変わるたびかもしれないけど、気をつけて見てませんでした。

難しかったので、つづきでネタバレヒントも書いておきます。

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2015年9月21日 (月)

dkmsの--kernelsourcedirは機能しない

dkmsの--kernelsourcedirは機能しない

この記事は残しておきますが、2.2.0.3-5で修正されたようです。回避策2のリンク先参照。

問題の説明

Debian GNU/Linux dkms version 2.2.0.3-2の話です。これを書いた時点での最新版です。

いろいろあって、カーネルソースが行方不明になるとdkmsはビルドに失敗します。そうするとDebianやUbuntuの場合は次のようなメッセージが出ます。

Error! Your kernel headers for kernel 4.1.7 cannot be found.
Please install the linux-headers-4.1.7 package,
or use the --kernelsourcedir option to tell DKMS where it's located

すでにlinux-headers-4.1.7パッケージはインストール済みで、さらに--kernelsourcedirを指定しても同じメッセージがでます。/usr/sbin/dksmの中を見ると、このメッセージを出すチェック部分には--kernelsourcedirの指定は効いていないようです。

回避策1

カーネルソース(ヘッダ)へは/lib/modules/kernel-version/buildと/lib/modules/kernel-version/sourceからシンボリックリンクが張られています。linux-headers-4.1.7パッケージのインストール先である/usr/src/linux-headers-4.1.7へのリンクに変更したら、正しく動きました。--kernelsourcedirは不要です。

元々のリンク先はカーネルをビルドしたディレクトリになっていました。linux-headersパッケージをインストールする時に張り直してくれないんだろうか? ビルドディレクトリを消してからヘッダをインストールすればいいのだろうか?

回避策2

ぐぐったらパッチがありました。4年前だよ。これの動作は未確認ですが。

2015年9月19日 (土)

Pangoのマークアップだけでルビまたは傍点をつけてみようとした結果

Pangoのマークアップだけでルビまたは傍点をつけてみようとした結果

はじめに

結論から言うと、ルビは無理で、傍点は良くない方法ならそれらしく見せられます。

PangoというのはLinuxでよく使われるテキスト描画ライブラリらしいですが、それはHTMLのようなタグで文字種などを変えられます。プログラムを組むともっといろいろできるようですが、やりたかったのは、プログラムを修正せずに食わせるテキストだけ変えてルビを打つことです。具体的にはBattle for Wesnoth (以下Wesnoth)のgettext機構を使って、日本語にルビをうつというものです。以下は具体例で説明します。ちなみにlibpangoのバージョンはよく分かりませんが、多分1.36.8です。

まずWesnothのWMLのマニュアルを見ると[message]と[floating_text]中でpangoのマークアップが使えます。[campaign]のdescriptionとかでも使えるようですが、明記されていません。そしてPangoのマークアップのマニュアルを見ると分かる通り、HTMLのルビ相当のタグはありません。

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